【い草の産地】
熊本県八代市は日本有数のい草の産地です。
畳に使われる畳表(たたみおもて)の畳に使われる原材料は、い草です。
国産畳表の8~9割のシェアを誇り、また歴史的文化財に使われるほどの最高級品を出荷します。
い草刈取は、6月~8月、ピークは7月で本刈りと言い、い草農家さんにとって寝る間もない時期です。
い草は刈り取ったままだと酸化するため、すぐに泥染め処理をします。
泥染から乾燥までは深夜作業・朝食を挟んで日中は刈取り・翌日深夜の泥染めのため洗浄を行ってやっと1日が終了します。
乾燥後に等級の選別を行い、畳表に織り上げて、いよいよ完成です。
畳表は、JAから畳製作所まで通常2~3件の問屋を通ります。
一次問屋は、生産地にある問屋さんです。
たたみ工房柴田は、熊本県八代市千丁(やしろしせんちょう)にある一次問屋から、畳表を直接仕入れています。